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流人道中記 浅田次郎

浅田次郎の『流人道中記』を読了。 読売新聞で連載されていた小説が好評の末に単行本となりました。物語の完成度、目頭が熱くなる締め方はさすが、浅田次郎さんです。 どんな話かというと 時代
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家族じまい 桜木紫乃

桜木紫乃さんの『家族じまい』を読了。 家族のかたち、そこにスタンダードなものなどないのかもしれない。 時のながれとともに変化していくそれを、自分のなかでどう折り合いをつけ、家族をしまい、自
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ポトスライムの舟 津村記久子

津村記久子さんの芥川賞受賞作、『ポトスライムの舟』を読みました。 生活を回すためだけに働いている虚しさ、やるせなさを描きながらも、どこか一筋の光を感じさせてくれる物語でした。 どん
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とわの庭 小川糸

小川糸さんの新刊『とわの庭』を読みました。 装丁デザインがとても素敵な本です。 さて、小川糸さんというと、ご自身の経験からか母親との確執を背景に描いた物語が多いですが、この小説もま
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この世にたやすい仕事はない  津村記久子

津村記久子さんの『この世にたやすい仕事はない』を読了。 おもしろおかしく読みながらも、働く意義や仕事への向き合い方を考えさせられた一冊です。 十数年続けたある仕事を燃え尽き症候群のよう
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サキの忘れ物 津村記久子

津村作品の最新刊、『サキの忘れ物』を読みました。 津村さんの作風がやっぱり好きだと再確認。文体や表現、場面の切り取り方が毎度ツボにハマります。 本書は表題作の『サキの忘れ物』をはじ
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とにかくうちに帰ります 津村記久子

津村記久子さんの『とにかくうちに帰ります』を読了。 津村さんの作品は初めてでしたが、読み終えたいま、これはちょっと好みの作家さんに出会えたかもしれない、とワクワクした気持ちになっています。
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スコーレNO.4 宮下奈都

宮下奈都さんの作品が好きです。 宮下奈都さんの作品に出会い、読書に対して「共感する」という楽しみを知りました。 読んでいてスルスルと頭に、胸に沁みていく言葉と文章。そして、心の機微を絶妙に
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森に眠る魚 角田光代

角田光代さんの『森に眠る魚』を読みました。 疲れた。なんかすごく疲れた。。というのがこの本の感想。 読み進めるうちに息が詰まり、苦しくなるような物語。 角田さんの小説は人間の
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月の満ち欠け 佐藤正午

佐藤正午さんの『月の満ち欠け』を読みました。 2017年の第157回直木賞受賞作ですね。 月の満ち欠けのように、生と死を繰り返す。そして、愛する人の前に異なる姿で現れる。死の起源を
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