志嶋あき

小説

家族じまい 桜木紫乃

桜木紫乃さんの『家族じまい』を読了。 家族のかたち、そこにスタンダードなものなどないのかもしれない。 時のながれとともに変化していくそれを、自分のなかでどう折り合いをつけ、家族をしまい、自
小説

ポトスライムの舟 津村記久子

津村記久子さんの芥川賞受賞作、『ポトスライムの舟』を読みました。 生活を回すためだけに働いている虚しさ、やるせなさを描きながらも、どこか一筋の光を感じさせてくれる物語でした。 どん
小説

とわの庭 小川糸

小川糸さんの新刊『とわの庭』を読みました。 装丁デザインがとても素敵な本です。 さて、小川糸さんというと、ご自身の経験からか母親との確執を背景に描いた物語が多いですが、この小説もま
エッセイ

バッグをザックに持ち替えて 唯川恵

唯川恵さんの小説は過去にも読んだことがありましたが、そのどれもが恋愛もの。ドロドロとした恋愛模様を描く唯川さんに自然に身を置くイメージがなかったので、登山をしてらっしゃる方と知り正直驚きました。
ビジネス書

『キッチンで読むビジネスのはなし』一田憲子

定期的に読みたくなる本があります。 自分の人生このままでいいのかなあとか、いつか自分のビジネスというものをつくってみたいなあとかぼんやりと考えるときに手に取りたくなる本です。 それは『キッ
小説

この世にたやすい仕事はない  津村記久子

津村記久子さんの『この世にたやすい仕事はない』を読了。 おもしろおかしく読みながらも、働く意義や仕事への向き合い方を考えさせられた一冊です。 十数年続けたある仕事を燃え尽き症候群のよう
育児と絵本

さんさんさんぽ えがしらみちこ

とてもかわいい絵本と出会いました。 『さんさんさんぽ』という本です。 さんぽシリーズとして他にも季節違いがあるようで、この本は夏にぴったりの絵本です。 さんさんと降り注ぐ太陽
エッセイ

年収90万円でハッピーライフ 大原扁理

『年収90万円でハッピーライフ 』という本を古本屋で発見。興味本位で読んでみました。 25歳から東京で週休5日の隠居生活を始め、年収100万円以下で6年間暮らしていた著者。単なる貧乏節約生活の暮
小説

サキの忘れ物 津村記久子

津村作品の最新刊、『サキの忘れ物』を読みました。 津村さんの作風がやっぱり好きだと再確認。文体や表現、場面の切り取り方が毎度ツボにハマります。 本書は表題作の『サキの忘れ物』をはじ
小説

とにかくうちに帰ります 津村記久子

津村記久子さんの『とにかくうちに帰ります』を読了。 津村さんの作品は初めてでしたが、読み終えたいま、これはちょっと好みの作家さんに出会えたかもしれない、とワクワクした気持ちになっています。
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