今年のお正月に家族でふらっと本屋さんへ行きました。
てくてく歩く1歳半の娘と絵本コーナーに。
彩り豊かな世界に私の心も弾みます。
もちろん私以上に目を輝かせた娘は平置きされた絵本を「あ!あ!」と次々と指をさしながら物色。
そして、迷わずしっかりと手に取った本は、こちらの小さな絵本でした。
『できたねパチパチ』
ひよこのおててパペットがついた可愛らしい絵本。
てっきりアンパンマンの絵本を選ぶだろうと思っていたので意外でした。
その後も絵本コーナーをぐるぐると歩きまわったものの、他の絵本に浮気することはなく、しっかりと”ひよこ”を抱えたままでした。
「それにする?」と聞くと、こくんと頷く娘。
レジでお会計を済ますとすぐに返せと両手を伸ばします。
家でビニールをぐしゃぐしゃに剥がしたあとは、ひよこの感触を乱暴に楽しみ、声を出して読んであげるとキャッキャッととてもいい反応。
その後も毎日ずっとひよこに夢中!
…なんてことはなく、ある程度楽しむと他の絵本同様、ほっとらかしにされてはたまに手に取る程度。
それでも「娘がはじめて自分で選んだ本」という意味では、親である私のほうが思い入れが強く、愛着を感じてしまいます。
この先も娘がどんな絵本を好きになるのか楽しみです。
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