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ビジネス書

読書は「アウトプット」が99% 藤井孝一

今回ご紹介するのはこちら。

藤井孝一さんの『読書は「アウトプット」が99%』です。

読書ブログを始めたいと考えていたとき、本屋さんで目に留まった一冊。これまで何かしらのツールで読書記録をつけたいと思いつつも、その時間があれば次の本を読み始めたいという気持ちに駆られ、なかなか実行できていませんでした。しかし、この本を読んでやはり読後のアウトプットの大切さを痛感。これからの読書が変わりそうです。

本の構成と内容はこんな感じです

目次

1章 もっと「本の話」を誰かとしよう

2章 「速読」よりも「乱読」せよ!

3章 読書を最高の「自己投資」にする技術

4章 「お金を稼ぐ人」は、本をこう読む!

5章 私は、こんな本を読んできた

アウトプットするからこそ本が「役立つもの」になる。本を“読む”ではなく“使う”という感覚を教えてくれる1冊でした。「話す」「書く」「行動する」の3つの面から様々な読後のアウトプット方法が書かれています。また、著者が考える良質な読書法や経験に基づく“本の活かし方”は読書好きの人にとっては非常に意識が高まる内容かと思います。さらに、最後の章には著者お薦めの本がテーマ別に多数紹介されており、アウトプットの訓練にもうまく活用できそうです。

アウトプットって具体的に何するの?

著者は基本的に”読後のアウトプット”とは「話す」「書く」「行動する」の3つと述べています。しかし、どういうアウトプットをするにしても大事な3つのポイントがコレ。

①何が書いてあったか ②そこから何を学んだか ③それをどう活かすか

このポイントを押さえたうえで、下記のようなアウトプットを提案しています。そして、あくまでもアウトプットを目的にして凝りすぎてはいけません。あくまでも本を自分のものにする手段としてアウトプットをすることが大切です。

「話す」

プレゼンのような大それたものでなく、”今日の出来事を話すように「本の話」をする”程度でもOK。自分が何を理解し、どう感じたのかを簡潔にまとめるだけで本の内容が定着しやすくなります。

書く」   

本から学んだことや感じたことを書き出してみること。備忘録として自分の読書メモをつくったり、ブログやSNSで残しておくこと。また、書評サイトやAmazonのレビューに書き込むことがおススメされています。後で自分でも振り返ることができていいですね。

「行動する」 

本に書かれていることを実践してみるということ。著者曰く、これが究極のアウトプットだとか。確かにハウツー本や自己啓発本なら読んだ後の行動がすべてですよね。

本の読み方を変えていきたいと思った

これまで自分がどれだけもったいないことをしていたのか思い知らされました。「ああ、おもしろかった」で満足していた読書。決して無駄ではなかったですが、もっと何倍も自分のものにできたんじゃないかと悔やまれます。時間が経てば、本の内容すら思い出せないこともしばしばで、ましてやその時に感じた気持ちも記憶としてはうす~くなっています。それではやっぱりなんだか空しい。 何を理解し、何を感じたのか、そして、この本のメッセージは何なのか。そういうことを読後にもう一度振り返る時間をつくり、読んだ本との出会いを大切にしていきたいです。 “ただ読むだけの読書”は終わりにして、“本を活かす読書”を心がけます。そのひとつとして、引き続きこのブログに読んだ本のレビューを書いていきたいと思います。

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